シムピのオブジェクト、スキン、壁紙などを自作する際に、画像を編集することになりますが、
その画像で使うことのできる色数の上限は256色(インデックスカラー)までです。
いつも使ってる画像編集ソフトでシムピアイテム用の画像を作成したあと、
減色専用ツールの「Yukari」を使って256色BMPファイルを出力してみようってページです。
「Yukari」はWindows用のソフトウェアです。
「Yukari」のダウンロードはこちらから。
YukariGUI099870.zip
をダウンロードします(2016/07/02現在の最新版)。YukariGUI099870.zip
を右クリック、メニューからプロパティを選択して、プロパティウインドウを出します。OK
をクリック。OK
)YukariGUI099870.zip
を解凍しようとすると、パスワードの入力を求められます。OK
をクリック。Yukari
フォルダを任意の場所に移します。Yukari
フォルダ内のFLAX.exe
をダブルクリックで、「Yukari」が起動します。起動できたら画像をドロップしてスパナアイコンをクリック、出てきたダイアログをOK
したらメニューのFile
で保存という流れです。
以下で詳しく説明します。
Quantize Option
というダイアログが開きます。OK
をクリック。Main
タブ以外は、デフォルトのままで使っています。Main
タブの設定。
Pallet Source
(パレットソース)枠Pallet
(パレット)枠8bit(256)
にチェック。Dither
(ディザ)枠
dither mode
のドロップダウンボックスで、ディザの方式を選択。gPeanos
にしてありますが、デフォルトのままでもよさげです。error diffusion
、平均誤差がmean error
です)Atkinson
はこの資料の後で追加されたようです。資料先頭の変換前のフルカラー画像を変換して比べてみてください)light-heavy
はディザの強さ。数値を高くすると、選択したディザが強くかかるようになります。とりあえずデフォでおk。fixed color
(固定色)枠add following colors
にチェックを入れると、パレットに強制的にこの項目で選択した色を追加する。add following colors
にチェックを入れなければ、下の色の四角にチェックがついていても減色に考慮されません)add following colors
にもチェックを入れる形になります。free color
(自由色)枠fixed color
(固定色)以外の色で確実にパレットに含めたい色があったら、ここで指定できます。File
をクリック。save as new file
を選択します。normal bitmap(.bmp)
を選択し、「保存」します。これでシムピアイテムに使える256色BMPファイルができました。
複数ファイルの一括256色BMP変換は、同じページでダウンロードできるコンソール版のYukariが便利です。
コマンドプロンプトで文字列入力をして操作するタイプです。
減色専門のツール、今も使えて本当助かりますです。
これさえあれば、どんな画像編集ツールでもたいがいPNGは出力できるので、
何使ってもシムピに使う画像にできるし安心安心。